水素とミネラル、あなたは足りていますか?

水素とミネラル、あなたは足りていますか?

カロリーはオーバーしがちなのに、なぜか不足してしまうミネラル。もしかしたら、ミネラル不足は深刻な現代病かもしれません。そもそも、ミネラルとは「宝物」という意味です。私たちの身体は、40種類以上の元素が組み合わさってできています。

炭素・水素・酸素・窒素の4元素が約96%を占め、残りの4%を占める元素のことをまとめて「ミネラル」と呼びます。
ミネラルは、ビタミン同様、ごく少量でも生体にとって欠かせない元素で、宝物と呼ばれるだけあり、私たちの精神・肉体・脳の全ての健康のために微量でもとても大切な役割をしています。ミネラルは、人間の体内で作り出すことが出来ないので、食べ物やサプリメントから補うしかありません。

当てはまる人はミネラル不足かも?

疲れがずっと取れない、運動していたら足がつってしまう。
髪のパサつきがひどい、爪が割れやすくなった、貧血っぽい、むくみやすい、落ち着かない、無気力、風邪をひきやすい、集中力が続かない、生理不順や生理痛がツライなど、当てはまる人はミネラルが足りないかもしれません。

原因は、土にある!?

そもそも私たちが住む日本の土壌は、欧米に比べるとミネラル分がかなり少ないと言われています。さらに、1992年に開催されたアースサミットで、過去100年間で農地のミネラルがどれほど減少したかを調べたレポートがあり、それによると全世界の農地のミネラルの残存量が、100年前より60~85%も減少していると報告されました。
これは、度重なる化学肥料や農薬の使用によって土のミネラルバランスが崩れているためで、食べ物自体に含まれているミネラル量も昔に比べて減少してしまっています。

ミネラルは忘れられた栄養素!?

不足しがたちなミネラル

現代人のミネラル不足の原因として、見逃せないのが食生活の変化。現代人の食事は昔に比べてミネラルが少なめ。例えば米、小麦、砂糖など。一般的にどんな食品でも、精製が進むほどミネラルは失われていきます。
より食べやすくおいしいもの、と食品が精製される一方で、含まれるミネラル量は減少してしまているのが現実です。

ミネラルを補給しにくい現代の食事

加工食品ばかり食べているとインスタントやレトルトなど、加工食品の存在も見逃すことはできません。
例えば、多くの清涼飲料水や加工食品には、添加物として「リン酸塩」が加えられている。リンもミネラルだが、むしろ過剰摂取が問題になっている栄養素。多く摂り過ぎるとカルシウムの吸収を妨げてしまいます。
カルシウムとリンは1:1の割合で摂るのが理想ですが、そもそも現代の食事はリンの摂取量が多く、カルシウムの摂取量が追いついていない状態です。
手軽で便利な加工食品は現代の食事には欠かせないものとなっているから、加工食品が多い食事のときには、手軽なサプリメントなどでカルシウム補給を心がけてほしい。

ミネラルで体の基礎作りを

身体の土台から立て直していきましょう
ミネラルとは、自然界にもともと存在する「鉱物」のこと。私たちのからだは、たくさんの元素が組み合わさってできており、そのうちの約4%の「生命維持に必要不可欠な元素」をラルと呼びます。
具体的には、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅などがあり、微量ながらも体の基礎を作っています。必要とする量はごくわずかですが、からだに与える影響は大きく、絶妙なバランスで私たちの健康を保っています。

建築物も基礎工事がしっかりしていなければ、建物は立ちません。スポーツも基礎練習がなされていなければ、どんなにテクニックを学んでも活きません。
ビタミンCのみのサプリメントや女性に人気のコラーゲン、ヒアルロン酸なども、ベースとなる栄養素をしっかり摂取しなければ、本来の目的とする栄養素も半減するのではといわれています。

体の基礎工事からはじめよう

サプリメントの成分が期待される機能を発揮するためには、まず全体の栄養バランスがしっかり整っていることが必要です。まずは、「食事」「休息」「運動」を心がけ、さらに基礎となるミネラルの補給することが大切。

また、もうひとつ弊害となるのは、悪玉活性酸素の問題。
どんなに土台が整っていても、ストレスや喫煙などから生まれる活性酸素が、体を酸化させてしまっては意味がありません。
ミネラル補給と同時に、水素で悪玉活性酸素も緩和することも大切です。

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