ビタミンD – 水素と合わせて摂ってほしい栄養素

ビタミンD – 水素と合わせて摂ってほしい栄養素

水素が健康や肌に良いと言われている理由の一つが、水素の持つ「抗酸化作用」です。
それも最小の抗酸化力です。

本来私たちは、元々持っている「抗酸化機能」によって、細胞内に発生した活性酸素を除去することができるようになっています。 しかし紫外線やストレスなどの様々な要因で活性酸素が大量に発生してしまうと、元々の機能だけでは除去しきれなくなってしまいます。
増加した活性酸素は細胞を傷つけ、肌の潤いを保持するための保湿成分や健康な肌細胞を生成することができなくなってしまいます。
活性酸素は紫外線やストレスだけでなく、喫煙や過度な運動、飲酒や食品添加物、ウイルスが体内に入って来たときによって発生する可能性もあるので注意が必要です。

そこで注目されているのが、最小抗酸化物質で、さらに効率的に活性酸素を除去してくれる「水素」。
よく水素は抗酸化力が強いという方がおりますが、抗酸化力が強いととても大変なことに。

水素の抗酸化作用によって、もっとも悪い活性酸素のみをしっかり除去することができれば、 お肌の保湿成分や健康な細胞をきちんと生成して、健康と美容を維持することができます。

といっても、水素だけ摂取すればいいというものはありません。
規則的な睡眠と眠りを促す運動、健康的な食事が基本中の基本です。
この生活リズムに水素を摂り入れることが本来ベストな健康づくりにつながります。特に意識してほしいのが、ビタミンとミネラルのバランスは大切です。

しかしながら、規則的な睡眠と眠りを促す運動、健康的な食事といっても、簡単にできるものではありません。
そこで今回は、水素と合わせて摂ってほしい栄養素をご紹介します。

免疫システムに有益とされているビタミンD

ビタミンDは、本来免疫システムにも有益だとされており、抗ウイルス作用、抗炎症作用を有しているとされています。
ビタミンDには D2~D7 までの種類があります。
食品から得られるビタミンDには、しいたけなどのきのこ類に含まれるビタミンD2(植物由来)と、鮭などの魚類や卵などに含まれるビタミンD3(動物由来)があります。
通常ビタミンは、体の中でつくることができないため、食品などから摂取しなければなりません。
しかし、ビタミンDは、食事だけではなく、日光に当たることによって、80%~90%を体内でつくることができるという特性があります。

ビタミンDの働き

➀骨を丈夫にする
体内でのビタミンDは肝臓や腎臓で活性化されて、腸管からのカルシウムの吸収を促進する働きがあります。これにより血中のカルシウム濃度を高め、骨を壊す細胞(破骨細胞)の働きを抑制することで骨を丈夫にし、骨折を予防すると考えられています。

➁免疫機能を調節する
体内に侵入したウイルスや細菌などに対して、過剰な免疫反応を抑制し、必要な免疫機能を促進します。風邪、インフルエンザ、肺炎などの感染症への効果も期待されています。

ビタミンDの上手な摂り方

➀ビタミンDが多く含まれる食品
ビタミンDはキノコ類、魚介類、卵類、乳類に多く含まれています。
食品でいうと、キノコならキクラゲや干しシイタケに、鮭、まぐろ、イワシなどの魚、魚類の肝臓などに多く含まれています。
※ビタミンDは脂溶性ビタミンなので、油と一緒に摂ると吸収率が上がります。

きくらげ

➁紫外線に当たる
皮膚が直接日光に当たることによって体内でビタミンDが生成されます。これは屋内で窓越しに日光に当たってもビタミン D は生成されません。
※目安として、夏なら木陰で30 分、冬なら手や顔に 1 時間ほど、日に当たるように心がけてみてください。

〈欠乏すると〉
ビタミンDが欠乏すると小児では「くる病」、成人では「骨軟化症」の発症リスクが高まります。
成人、特に高齢者において、ビタミンF欠乏とは言えないビタミンD不足の状態であっても、それが長期になると、骨粗鬆症や骨折のリスクが高まります。ビタミンDが不足状態にある例は、高齢者で特に多いことが日本でも報告されています。

◎ビタミン D の欠乏、不足が考えられるケース
・高齢者:高齢者の皮膚は若い時と比べてビタミンD生成効率が悪く、また、ビタミンDを活性型にする腎機能が低下している場合も多いです。
・皮膚の色の濃い方:濃い色の皮膚は日光からビタミンD生成されにくいと言われています。
・肥満の方:体脂肪がビタミンDに結合し、ビタミンDが血中に入るのを阻害します。

〈過剰になると〉
ビタミンDは脂溶性ビタミンのため過剰による健康障害が起こります。ビタミンDを摂りすぎると高カルシウム血症が起こり、血管壁や腎臓、心臓、肺などに多量のカルシウムが沈着します。
そのため腎機能障害や食欲不振、嘔吐、見当識障害、心拍リズム異常を発生させることがあります。
紫外線による皮膚でのビタミンDの生成は調節されており、必要以上のビタミンDは生成されません。
したがって、日光の当たりすぎで、このような過剰症にはなりません。
過剰症が起こる原因はほぼサプリメントの過剰摂取と言われているので、ビタミンDが含有されたサプリメントを摂取する場合は量を守り、上手に活用するようにしましょう。

水素は栄養素ではありません。
ビタミンDのような健康に欠かせない基本栄養素(ミネラルやビタミン群など)をバランスよく摂り、合わせて水素を活用して、健康の土台作りを心掛けてください。
水素のある生活、健康と美容が変わりますよ!

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